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飯村 秀紀; 市川 進一; 関根 俊明; 宮地 正英*; 大島 真澄
Exotic Nuclei and Atomic Masses (ENAM98), p.544 - 547, 1998/00
質量数120-130の中性子欠損核種は、中性子数の変化とともに原子核の形が三軸非対称型から葉巻型に遷移し、核構造模型を試験するよい対象である。このうちBaは、既にインビーム線分光によりいくつかの回転バンドが報告されているが、遷移の多重度は確立していない。今回、Laの崩壊によりBaの内部転換電子を測定した。実験はタンデム加速器に付設されたオンライン同位体分離装置(ISOL)で行った。Laは重イオン核反応で生成した。内部転換電子はSi(Li)検出器で測定した。測定の結果aについて22個、aについて13個の内部転換係数が決定された。これから導いた多重度及び低スピン状態のパリティは、Nilsson模型から予想されたものと矛盾しないことがわかった。
市川 進一; 塚田 和明; 浅井 雅人*; 長 明彦; 阪間 稔*; 小島 康明*; 柴田 理尋*; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 大浦 泰嗣*; et al.
Exotic Nuclei and Atomic Masses (ENAM98), p.540 - 543, 1998/00
ガスジェット結合型オンライン同位体分離装置を用い、Uの陽子誘起核分裂で生成する未知希土類核種の探索を行った。未知核種の同定は、質量分離したフラクションで観測したX/線スペクトル中に見いだされた、特性X線を確認することで行った。見いだした新核種とその半減期は、Pm21秒,Sm4.80.8秒,Gd10.31.6秒,Tb216秒,Tb19.42.7秒,Tb8.21.3秒である。実験で決定した半減期を理論的予測値と比較した結果、大局的理論は良い一致を示すが、微視的理論は少し長い半減期を与えることが明らかとなった。